職員インタビュー

INTERVIEW

「理想の保育」は、自分たちで作る。みんなが主役のチームを目指して

INTERVIEW with Doronko Persons
保育園
2016年入社見附どろんこ保育園(新潟県見附市) 統括施設長 W・Eさん

どろんこ会に入職した時のことは覚えていますか?

もともとは公立保育園の保育士として長く働いていて、そこでも施設長を務めていました。ただ、そこにあったのは昔ながらの「一斉活動」が中心の保育。決められた行事に向けて子どもたちに練習をしてもらう毎日に、「本当の子ども主体の保育って何だろう?」と、ずっとモヤモヤを抱えていたんです。

一度きりの人生、「園全体、そして保育のあり方そのものを本気で変える挑戦がしたい!」と思い立ち、最初から「施設長候補」としてどろんこ会グループに応募しました。

長年いた安定した環境から飛び出すのは勇気がいりましたが、どろんこ会が掲げる「インクルーシブ保育」や「子ども主体の保育」を知った時、「私がやりたかったのはこれだ!」とワクワクしたのを覚えています。

実際に施設長になってみて

意気揚々と転職したものの、最初の1年目は本当に怒涛の日々でした(笑)。

特に最初は、法人のしっかりしたマニュアルに対して「主体性を大事にするのに、なぜこんなにルールが細かいんだろう?」と戸惑うことも多くて。スタッフからも「施設長は本部のロボットですか?」なんて言われてしまい、板挟みになって悩んだ時期もありました。

でも、経験を重ねるうちに気づいたんです。このマニュアルは私たちを縛るものではなく、何かあった時にスタッフや子どもたちを「守ってくれる盾」なんだと。ベースとなる安全安心のルールがしっかりあるからこそ、私たちは現場で思い切ってユニークな保育に挑戦できる。そう気づいてからは、マニュアルがすごく心強い味方に変わりました。

どろんこ会の保育の中で、特にやりがいを感じる瞬間

一番は、やっぱり子どもたちが自分のペースで劇的に変わっていく姿を見られた時です。

以前、別の園で「みんなと同じ行動ができない」と悩んでいた子どもたちがいました。私たちの園では「やりたくない時は、無理に加わらなくていいよ」というスタンスで、まずは先生と1対1で過ごすところから、少しずつ友達の輪を広げていきました。

すると、その子が本来持っている良さがどんどん開花して、今では小学校で誰よりも生き生きと過ごしています!そんな感動を、独り占めするのではなく、スタッフみんなで「やったね!」と共有できる瞬間は、何にも代えがたいやりがいです。

園のマネジメントで、一番大切にしていることは何ですか?

「スタッフたちが毎日アハハと笑って働ける環境づくり」です。

実はうちの園、大きなイベントの前日でも全員定時で帰ります!「イベントのために残業して看板を作るくらいなら、日中に子どもたちと一緒に楽しく作ればいいじゃん!」というスタンスなんです。

仕事に追われるのではなく、自分たちが仕事をコントロールする。失敗を責めることも絶対にしません。「新しいことに挑戦した証拠」ですからね。スタッフがハッピーでいれば、子どもたちも絶対にハッピーになります。厳しさの中にも笑いが絶えない、そんな最高のチームができてきています。

地方の園(新潟県)ならではの、地域とのつながりエピソードもあるとか。

当時、東京に本社があるどろんこ会が地方(南魚沼どろんこ保育園/新潟県)に進出するということで、最初は「地域に馴染めるかな?」という不安もありました。でも、難しく考えるのはやめて、まずは私自身が「この街の住民」として楽しむことから始めたんです。

休日に近所へお茶を飲みに出かけて地域の方々と仲良くなり、途絶えかけていた盆踊り「糸と糸」に園の子どもたちと一緒に参加して活気を取り戻したり。今では、誰も登らなくなっていた地元の「愛宕山」の整備や、伝統的な「狼煙(のろし)をあげる行事」を、どろんこ会のスタッフが中心になって引き継いでいるんですよ。地域の方々に「どろんこさんが来てくれて良かった」と言ってもらえるのは本当にうれしいですね。

「本当の保育の楽しさ」を味わってほしい

「もっと子どもに寄り添った保育がしたい」「今の環境を変えたい」と思っているなら、ここは最高の環境です。
もちろん、理想と現実のギャップに悩むこともあるかもしれません。でも、どろんこ会にはそれを一緒に面白がって、試行錯誤してくれる仲間がたくさんいます。
仕事に追われる毎日から抜け出して、私たちと一緒に「本当の保育の楽しさ」を味わってみませんか?お会いできるのを楽しみにしています!

編集後記

長年勤めた公立保育園という安定した環境から、40代で「理想の保育」を求めてどろんこ会グループへと飛び込んだW・Eさん。

インタビュー中も、当時の苦労話を「本当に最初の1年目はヘビーだったのよ!(笑)」と、とても明るくチャーミングに振り返ってくださいました。
何より印象的だったのは、地域の方々やスタッフの皆さんへの感謝を何度も口にされていたこと。

「スタッフたちが笑顔でいることが、一番の保育の質」。その言葉通り、彼女の周りにはいつもポジティブなエネルギーと笑顔があふれています。
変化を恐れず、仲間と一緒に保育を全力で楽しみたい方に、ぜひ一歩を踏み出してほしいと感じるインタビューでした。